キッチンリフォームする方必見!各メーカーの特徴とは?

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キッチンのリフォームをしたいけど、どこのメーカーがいいのか迷われている方が多いと思います。そこでメーカーの特徴や種類を紹介し、お客様のニーズに合っているか参考にしていただければと思います。




タカラスタンダード


画像引用:タカラスタンダード


タカラスタンダードのキッチンは、独自開発の「高品位ホーロー」素材を活用し、耐久性・清掃性・収納力に優れた製品として高い評価を得ています。



🌟 タカラスタンダードのキッチンの特徴


1. 高品位ホーローの採用

タカラスタンダードのキッチンは、鉄とガラスを融合させた高品位ホーロー素材を使用しています。この素材は、汚れや湿気に強く、ニオイが付きにくい特性を持ち、日々のお手入れが簡単です。また、傷や衝撃にも強く、長期間美しさを保ちます。



2. お手入れのしやすさ

ホーロー素材は表面がガラス質であるため、油汚れや水アカも水拭きで簡単に落とせます。高温による変色や焦げ付きも発生しにくく、長く清潔な状態を維持できます。



3. マグネット収納の活用

ホーローの特性を活かし、キッチンの壁面やキャビネットにマグネット式の収納アイテムを自由に取り付け可能です。これにより、調味料ラックやフックなどを自分好みに配置でき、使い勝手の良いキッチン空間を実現できます。





🏆【レミュー(LEMURE)】


画像引用:タカラスタンダード


■ 位置づけ:ハイグレード(最上位モデル)

高級感とカスタマイズ性を兼ね備えた最上位モデル。価格帯は約150~250万円。


特徴

* 業界随一の高品位ホーローキャビネット(鉄×ガラス素材で超耐久)

* ワークトップは人造大理石 or クォーツストーンから選択可

* 壁収納・吊戸棚にもマグネットが使える

* 換気扇や水栓、コンロも高機能でフル装備可能


向いている方

* 見た目と機能、両方に妥協したくない方

* 汚れ・サビに強いキッチンを長く使いたい方




⭐【トレーシア(TREASIA)】


画像引用:タカラスタンダード



■ 位置づけ:ミドルグレード(人気No.1クラス

ホーロー素材を全面に使用し、収納力と清掃性を両立。価格帯は約100~200万円。


特徴

* ホーローキャビネットを備えつつ、価格と機能のバランスが良い

* 扉カラーやワークトップ素材のバリエーションが豊富

* 引き出し収納の使い勝手や静音性もアップグレード

* 壁面もホーローパネルで掃除しやすく、マグネット収納が自由自在


向いている方

* 機能性も重視しつつ、コストパフォーマンスを考えたい方

* キッチンをすっきり整理したい方(収納力◎)




💡【エーデル(Edel)】


画像引用:タカラスタンダード


■ 位置づけ:スタンダードモデル(コスト重視の層向け)

コンパクトなスペースにも対応し、シンプルなデザインが特徴。価格帯は約100~150万円。



特徴

* ホーロー製キャビネットはしっかり採用

* シンプルながら掃除しやすく耐久性も十分

* 扉色やデザインの選択肢はやや少なめだが実用性重視の設計


向いている方

* 価格を抑えつつ、耐久性のあるキッチンを求める方

* 賃貸やセカンドハウスなどにもおすすめ




🏠【リフィット(Refit)】


画像引用:タカラスタンダード


■ 位置づけ:セミオーダータイプ(サイズ自由設計)

1cm単位でサイズ調整が可能で、限られたスペースにもフィット。価格帯は約70~150万円。



特徴

*1cm単位でサイズオーダー可能(間取りにぴったり合わせられる)

* 狭小キッチン・リフォーム向けに最適

* デザインや機能はややシンプルだが、ホーロー素材は健在


向いている方

* 団地・古い住宅など「ぴったりサイズ」で施工したい方

* オーダーメイド感覚でリフォームをしたい方



📝 注意点


1.価格帯

高品質な素材を使用しているため、他社製品と比較して価格が高めです。予算に応じてシリーズを選択することが重要です。


2.デザインの好み

ホーロー素材の特性上、デザインが無機質に感じられる場合があります。ショールームで実物を確認することをおすすめします。


3.ホーローの特性

衝撃に強いとはいえ、強い打撃で欠ける可能性があります。取り扱いには注意が必要です。



タカラスタンダードのキッチンは、耐久性や清掃性を重視する方に特におすすめです。ショールームで実際の製品を体験し、自分のライフスタイルに合ったキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。






TOTO


画像引用:TOTO



TOTOは「トイレメーカー」として有名ですが、水まわり全体に強みがあり、キッチンの品質や使いやすさにも定評があります。

TOTOのキッチンは、長年にわたる水まわり製品の開発経験を活かし、清掃性・機能性・デザイン性を高いレベルで融合させた製品が特徴です。




🌟 TOTOキッチンの特徴


1. スクエアすべり台シンク

底面に傾斜を持たせた設計で、水やゴミが自然に排水口へ流れるため、シンク内の清掃が容易です。また、排水口の網かごには抗菌・防カビ仕様が施されており、衛生的な状態を保ちやすくなっています。


2. 水ほうき水栓

幅広いシャワー水流で、食器やシンクの汚れを効率的に洗い流します。空気を含んだ水流により、少ない水量でもしっかりと洗浄でき、節水効果も期待できます。


3. クリスタルカウンター(ザ・クラッソ限定)

透明感と輝きを持つエポキシ樹脂製のカウンターで、耐熱性や耐久性に優れ、汚れや傷が付きにくい特性があります。シンクと一体成型されているため、継ぎ目がなく清掃が簡単です。


4. きれい除菌水(ザ・クラッソ限定)

水道水から生成される除菌水で、まな板やふきん、排水口などの除菌・消臭に効果的です。薬品を使用せず、水から作られるため安全性が高く、使用後は水に戻るため環境にも配慮されています。


5. スーパークリーンフード

撥油コートが施されたファンにより、油汚れが付きにくく、整流板を外して簡単に清掃できます。フィルターが不要な「ゼロフィルターフードECO」も選択可能で、日々のお手入れが簡単です。


6. フロントオープン食洗機の選択肢

TOTOのキッチンでは、リンナイ製のフロントオープンタイプの食器洗い乾燥機を選択可能です。このタイプは、食器の出し入れがしやすく、使い勝手に優れています。





🏆【ザ・クラッソ(THE CRASSO)】



画像引用:TOTO


■ 位置づけ:ハイグレードモデル(TOTOキッチンの最上位)

高級感のあるデザインと高機能を兼ね備えたプレミアムモデル。クリスタルカウンターやきれい除菌水など、独自機能を多数搭載。価格帯は 約53万円~120万円以上



特徴

* 「クリスタルカウンター」が最大の魅力:光を透過する美しい人工大理石で、キッチンが明るく高級感ある空間に

* 「すべり台シンク」:シンクの傾斜構造により、生ゴミや水が自然に排水口へ流れる

* 「タッチレス水ほうき水栓」:手をかざすだけで操作、洗い物が快適&節水

* マグネット収納・フルスライド収納など、整理のしやすさも◎


向いている方:


* キッチンの見た目や質感にもこだわりたい方

* 掃除のしやすさ・高機能な水栓・収納力を求める方




⭐【ミッテ(mitte)】 


画像引用:TOTO


■ 位置づけ:ミドルグレード(価格と機能のバランス重視)

手頃な価格でTOTOの機能性を体感できるスタンダードモデル。水ほうき水栓やすべり台シンクなど、基本機能を備える。価格帯は 約58万円~112万円以上


特徴

* シンプルで洗練されたデザインが特徴

* 水ほうき水栓・すべり台シンクなど、上位モデルと同じ機能を選択可能(オプション)

* カラー展開も豊富で、インテリアに合わせやすい

* 吊戸棚、引き出し収納も無駄がなく、リフォームにも最適


向いている方

* 初めてのシステムキッチン導入・交換を考えている方

* 機能性は確保しつつ、価格を抑えたい方




📝注意点


1.デザインの種類

主力商品は「ザ・クラッソ」と「ミッテ」の2シリーズ。TOTOは 他社(LIXIL、クリナップ、パナソニックなど)と比べてバリエーションが少ないため、選択肢を広く見たい方にはやや物足りなさもあるかもしれません。


2.クリスタルカウンターの特性

見た目は美しいが、傷や熱にどこまで強いか事前確認が必要。汚れには強いが、実際のメンテナンス性や経年劣化は口コミも参考に。


3.収納機能

クリナップやタカラスタンダードなどのキッチンと比べると、収納の工夫はややシンプル。

「収納力重視」の場合は、他社との比較検討がおすすめ。



TOTOのキッチンは、清掃のしやすさや機能性、デザイン性を重視する方に特におすすめです。「ザ・クラッソ」は高級感と先進機能を求める方に、「ミッテ」はコストパフォーマンスを重視しつつ基本機能を備えたモデルを求める方に適しています。ショールームで実際の製品を体験し、自分のライフスタイルに合ったキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。






LIXIL



LIXIL(リクシル)は、水まわり設備において国内トップクラスのシェアを誇るメーカーで、デザイン性・機能性・価格帯のバランスが非常に良いキッチンを展開しています。以下に、2025年時点の主要なLIXILのキッチンシリーズを種類別にわかりやすくまとめました。




🌟 LIXILキッチンの特徴


1.セラミックトップ(リシェルSI限定)

熱や傷、汚れに強く、長く美しさを保てる天板で調理中に熱い鍋を直接置いても変色しにくい。高級感があり、デザイン面でも好評です。


2. らくパッと収納(ノクト・リシェル)

扉が“パッと”斜めに開く構造で、使いやすさと収納力を両立でき、奥の物も取り出しやすくなっています。


3. アシストポケット

小物収納に便利な引き出し内ポケットがあり、調理器具や調味料の整理がしやすい。


4.よごれんフード

内部の清掃頻度を約10年間不要にする画期的な換気機能がついています。「高速回転ディスク」が油を強力にキャッチするため、内部のファンへの油汚れが従来型の 1/10。標準使用期間内ならファン掃除が不要とされます。






🏆【リシェルSI(RICHELLE SI)】


画像引用:LIXIL



■ 位置づけ:プレミアムグレード(高級モデル)

最上級モデルで高機能、高級感が魅力。セラミックトップが特徴でハイグレード志向の方向け。価格帯  約130~250万円


特徴

* セラミックトップカウンター:熱・傷・汚れに非常に強く、調理中に鍋を直置きしてもOK

* ハンズフリー水栓、よごれんフードなど高機能設備が標準または選択可

* スライド収納も多く、動線に配慮したレイアウト設計

* デザイン・質感も洗練されていて、インテリアとしての美しさあり


向いている方

* 高機能・高耐久・高デザイン性を求める方

* 「見せるキッチン」にしたい方






⭐【ノクト(NOCT)】※旧:アレスタ


画像引用:LIXIL



■ 位置づけ:ミドルグレード(リフォームで人気)

中価格帯で機能性、収納力、水回り機能のバランスが良くリフォームにも人気なスタンダードモデル。価格帯は 約90~160万円


特徴

* セラミック天板も選択可(上位グレードのみ)

* キッチン全体が「時短」「清掃性」「収納性」に優れるバランス設計

* 扉カラー・レイアウトなどの選択肢が豊富

* コンパクト住宅やマンションリフォームにも対応しやすい


向いている方

* 日常使いしやすく、機能的なキッチンを選びたい方

* リーズナブルに上質なデザインを取り入れたい方




💡【シエラS(SIERA S)】


画像引用:LIXIL


■ 位置づけ:ベーシックグレード(コストパフォーマンス重視)

LIXILのシステムキッチンの中でもっともベーシックでコストパフォーマンス重視のシリーズです。住宅の建売仕様や賃貸リノベーション、予算を抑えたリフォームなどに幅広く使われています。価格帯は 約60~100万円



特徴

* 必要な機能をしっかり押さえたシンプル設計

* 扉カラーのバリエーションは少なめだが、清掃性や収納力は良好

* 食洗機やタッチレス水栓などもオプションで対応可

* DIY好き・予算重視の方に人気


向いている方

* コストを抑えつつも、機能性をしっかり確保したい方

* 投資用物件や賃貸住宅にもおすすめ




📝注意点


1. セラミックトップは高価格

耐久性は優れているが、リシェルSIにしか搭載されておらず価格が上がります。見た目や質感を気にしない場合は他のカウンター素材も検討するといいかもしれません。


2. 引き出しタイプや収納レイアウト

LIXILは収納力が強みだが、細かな仕様(深さ・間仕切り)に差があるため、実物確認とショールームでの収納体験が重要です。


3. シリーズ名の変更

「アレスタ → ノクト」など、名前が変更されている場合があり、ネットや口コミでの情報が古い場合があるので、最新情報を確認するとよいでしょう。


4. 水栓・換気扇などはオプションで価格が変動する

基本仕様でも十分ですが、浄水器付き水栓や自動洗浄レンジフードなどを付けると価格が急に上がることがあるので注意です。



LIXILのキッチンは「デザイン・収納・価格のバランス」がよく、特に「収納力」と「セラミックトップ」が人気の理由です。選ぶ際はシリーズごとの違いやオプションによる価格変動に注意し、ショールームで実物確認するのが失敗しないコツです。





クリナップ




クリナップは「キッチン専業メーカー」として50年以上の歴史があり、ステンレスへのこだわりと、使いやすさを追求した設計で根強い人気を誇るメーカーです。




🌟クリナップキッチンの特徴



1.オールステンレスキャビネット(高耐久・防臭・防湿)

キャビネット(収納内部)や構造材がステンレス製なので、サビ・カビ・臭い・虫害に強く、木製に比べて寿命が非常に長いとされている。湿気の多い場所や長く住む家に最適です。

※セントロ・ステディアで標準搭載



2.掃除がしやすい機能が豊富

水の流れでゴミを自動的に排水口へ誘導できる流レールシンクや、ボタン1つでファンを自動洗浄できる洗エールレンジフードなど掃除がしやすい設備が豊富。



3.高品質な素材選びと加工技術

ステンレスの加工技術は業界随一(元々はステンレス加工メーカー)のため、耐熱・耐水・耐汚性に優れた天板・扉材も選べます。上位モデルではセラミック天板や本物志向の扉デザインも可能です。





🏆【セントロ(CENTRO)】


画像引用:クリナップ


■ 位置づけ:ハイグレード(最上位モデル)

オールステンレスキャビネット+扉材も高級感があり、デザイン性が高くハイエンド志向の方向け。価格は高いが、こだわり派には非常に満足度が高い。価格帯 約140~250万円。




特徴

* オールステンレス構造(キャビネットもステンレス)で清潔・高耐久

* 美しいワークトップ&扉デザイン:高級感あるインテリアキッチン

* 流レールシンク・洗エールレンジフード・自動調理機能など先進機能搭載可

* 高さ・奥行・配置の自由度が高く、完全オーダー感覚


向いている方

* デザイン性と機能性の両方に妥協したくない方

* キッチンをインテリアの主役にしたい方




⭐【ステディア(STEDIA)】


画像引用:クリナップ


■ 位置づけ:ミドルグレード(人気No.1)


特徴

* セントロ譲りのステンレスキャビネットを標準採用(ニオイ・湿気・カビに強い)

* 「流レールシンク」:水流でゴミを集めて流す独自設計

* デザインの選択肢が豊富で、カスタマイズも柔軟

* コストと高機能のバランスがよく、共働き世帯にも人気


向いている方

* 機能性と耐久性を重視しながら、価格も抑えたい方

* 清掃がラクで、衛生的なキッチンを求める方





💡【ラクエラ(rakuera)】


画像引用:クリナップ


■ 位置づけ:スタンダード(お手頃価格)

インテリアに合わせやすい扉カラーが豊富でキャビネットは木製(ステンレスではない)

機能は基本に絞りつつも、見た目はおしゃれで人気です。シンプルなリフォームや建売住宅に多く採用されています。価格帯  60~110万円


特徴

* 木目やカラフルな扉が特徴で家具調キッチンとして人気

* ステンレスキャビネットではなく、ベーシックなMDF構造

* シンプルながら収納や機能はしっかり、カスタマイズ性も高い

* リフォーム・賃貸・予算重視の方にもおすすめ


向いている方

* コストを抑えておしゃれなキッチンを実現したい方

* デザインと価格のバランスを取りたい方




📝注意点


1.ステンレスキャビネット=全シリーズ共通ではない

セントロ・ステディア:オールステンレスキャビネット(◎)

ラクエラ・コルティ:木製キャビネット(パーチクルボード)

「ステンレスだから選んだのに…」とならないように、モデルごとの構造材の違いを確認しましょう。


2.デザインの自由度は他社よりやや保守的

全体的に「機能優先」で、TOTO・LIXILに比べるとデザインバリエーションが控えめになっていて、アイランドやカフェ風など、トレンド性の高いインテリア演出には少し弱い傾向にあります。見た目もこだわりたい方は、扉色や取っ手デザインをしっかりチェックすると◎


3. オプションを選びすぎると価格が急上昇

洗エールレンジフード、流レールシンク、セラミック天板などを追加すると、一気に数十万円アップするため、オプションを厳選しないと予算オーバーの原因になります。標準仕様と必要オプションの優先順位を明確にすることが大切です。


4.ショールーム展示と実際の仕上がりに差がある場合も

照明や空間の印象で実物より高級に見えることもあるので、扉カラーや質感はカタログや3Dパースだけでなく、必ず実物確認とサイズ感チェックを!




クリナップのキッチンは、「耐久性・清掃性・収納力」に優れた非常に評価の高いメーカーです。購入やリフォーム時に後悔しないために、ショールームなどで確認しておくことをおすすめします。







Panasonic




Panasonic(パナソニック)のキッチンは、家電メーカーならではの技術力使いやすさを追求した設計が魅力。特に、調理家電や収納との連携、清掃性などで高評価を得ています。




🌟Panasonicキッチンの特徴


1. 流れるようなデザイン設計

作業スペースと機器が一体化し、段差のない美しいデザインで、汚れもたまりにくいフラット(FLAT)設計になっている。



2. 広々使えるワイドコンロ

3〜4口分の鍋を横一列に置ける、余裕ある調理スペースで夫婦で並んで使えたり、調理中に仮置きスペースとしても活躍するワイドコンロ/トリプルワイドIH



3. お手入れ簡単シンク&素材

有機ガラス系「スゴピカ素材」を使用し、水垢や油汚れを洗剤なしでサッと落とせ、鉛筆硬度9Hで傷もつきにくい、ラクするーシンク/PaPaPaシンクがある。



4. 手間いらずのほっとくリーンフード

「ほっとくリーンフード」は、油分をプレートで受け止め、ファンへの付着を防止。年に一度、プレートを食洗機で洗うだけでOK



5. 家電メーカーならではの連携技術

まな板キレイ乾燥機(まな板乾燥・除菌)や大容量フロントオープン食洗機など、家電技術を活かした便利機能も豊富

センサー式水栓など、調理中の操作性や衛生面への配慮も充実 。

* スゴピカ素材:汚れ・水垢がつきにくく、清掃性抜群(Lクラス・ラクシーナ)

*ほっとくリーンフード:ファンの掃除が10年間不要になる自動洗浄機能

* 家電との連携:炊飯器やIHなど、Panasonic製品と親和性が高い

* デザインと動線設計の秀逸さ:共働き・時短ニーズに対応





🏆【Lクラス


画像引用:Panasonic


■ 位置づけ:ハイグレード(最上位モデル)

「囲むキッチン」など豊かな暮らしを演出するプレミアムデザイン。デザインや空間にこだわりたい方におすすめ。価格帯 約130~180万円


特徴

* 高級感あるデザインと、素材・機能のカスタマイズが豊富

* 「スゴピカ素材(カウンター&シンク)」でキズ・汚れ・水垢に強い

* フロアユニットに「トリプルワイドIH」や「ほっとくリーンフード」搭載可

* 高さ・奥行き・収納・家電連携など、自由設計が可能


向いている方

* 高級感と機能性を両立させたい方

* こだわりのオーダーキッチンを作りたい方




⭐【ラクシーナ(Lacucina)】


画像引用:Panasonic


■ 位置づけ:ミドルグレード(主力モデル)

使いやすさ × お手入れのしやすさ × 豊富なデザインを兼ね備えた人気モデルです。

「毎日の料理が快適で、明るく心地良いキッチン空間」を目指す方にピッタリ。

価格帯 100~150万円


特徴

* パナソニックの人気No.1モデル。価格と機能のバランスが◎

* 「スキマレス+スゴピカ」

* 「クッキングコンセント」など細やかな使い勝手を追求

* キッチン収納も多彩で、調理動線に配慮された設計


向いている方

* 高性能なキッチンを予算内で導入したい方

* 日常使い重視で、共働き家庭や子育て世帯におすすめ




⭐【Sクラス】


画像引用:Panasonic


■ 位置づけ:ミドルグレード(主力モデル)

「Sクラス システムキッチン」はパナソニックの新グレード。2025年2月に登場した新スタンダードモデルで「ラクシーナ」とほぼ同価格帯ながらデザインや機能性がさらに進化しています。価格帯 約115~140万円


特徴

* ラクシーナの後継として登場(性能・素材はLクラス寄り)

* カウンター素材選択肢が豊富(人造大理石・スゴピカなど)

* スキマレスシンク・トリプルワイドIH対応

* フロントオープン食洗器やスマートフードⅡも選択可


向いている方

* デザイン性・カラー・素材の選択肢を重視したい方

* ワイドIHやフロントオープン食洗器など、機能面も妥協したくない方

* Lクラス相当の素材を、より手ごろな価格で手に入れたい方




💡【Vスタイル】


画像引用:Panasonic


■ 位置づけ:スタンダード(エントリーモデル)

シンプルでコスパ◎、リフォーム向けにも人気。初めてのリフォームや予算を抑えたい方におすすめ。価格帯 約90~110万円


特徴

* 必要十分な機能をコンパクトにまとめたシンプル設計

* スゴピカ素材ではなく、人工大理石やステンレス対応

* カラーや取っ手などのデザイン性も一定以上

* リフォームや賃貸、コスト重視の住宅向け


向いている方

* 価格を抑えたいが品質は妥協したくない方

* コンパクト住宅や投資用物件などに



📝注意点


1.木製キャビネットは水に弱い

Panasonicのキッチンキャビネットは基本的に木製(MDFやパーティクルボード)なので、水に長時間触れると、膨張や変形の恐れあり。



2.オプションが多く価格が上がりやすい

基本プランは比較的リーズナブルでも、人気の機能(例:トリプルワイドIH、ほっとくリーンフード、スゴピカ素材など)を追加していくと、あっという間に予算オーバーになることも。



3.グリルなしのIHコンロもある

トリプルワイドIHなど、一部のモデルではグリルが非搭載。魚焼きやオーブン調理を日常的に使う人は注意が必要です。


4.奥行や高さに制限がある場合がある

標準サイズは間取りによっては圧迫感を感じる場合もあります。特にアイランド型や対面式キッチンを選ぶと、広さが必要。


5.スゴピカ素材(人工大理石系)の傷や熱に注意

硬度・耐汚性は高いが、熱い鍋を直接置くと変色の恐れがある。傷はつきにくいが、金属たわしなどはNG。



Panasonicのキッチンは「機能性、デザイン性、掃除のしやすさ」が優れています。カタログや展示品で「高級感がある」と感じても、ショールームと実物の質感が異なると感じることもあるのでショールームに行って確認するのがオススメです。









TOCLRAS



トクラス(TOCLAS)は、もともとヤマハリビングテックとして知られていた老舗メーカーで、特に人造大理石の加工技術に強みを持っています。シンプルで上質、かつお手入れしやすいキッチンを求める方に人気があります。




🌟TOCLRASのキッチンの特徴



1. 人造大理石ワークトップ&シンク(テノール/グラーナなど)

国内で初めて全面人造大理石天板を採用。汚れに強く、水拭きだけで落ちる。赤ワインやカレーの色素汚れにも強い。 350℃のフライパンを10分放置しても変色しにくく、1m上から鉄球を落としても割れにくい耐衝撃仕様 。



2. 塗装扉の質感・色バリエーション

楽器塗装技術由来の職人による手塗り加工で、湿度や経年に強い仕上がり 。

114色以上の豊富なカラー展開(鏡面・マット・木目調など)、インテリアに合わせられる 。



3. ハイバックカウンター&ハンガーアイテム

カウンター奥のハイバック構造で、コーキングや溝がなく、汚れにくく拭きやすい 。

ハンガーラックやペーパーラックなど、使いやすいアクセサリー拡張も可能。



4. オーダーメイド性の高さ

自社で人造大理石成形するため、ミリ単位オーダーが可能。L型やU型、セパレート(II型)レイアウトにも自在に対応。ディスポーザー・食洗機・浄水器や電動昇降棚など、豊富なオプションも用意



5. 使いやすい収納設計

引き出しはブルモーション仕様、特殊コーティングで汚れに強く耐久性が高い。

「水まわりゾーン」「調理ゾーン」「火まわりゾーン」と用途で整理された収納レイアウト 。



6. レンジフードの清掃配慮

「サイクロンフードⅢ」など、油汚れを抑える設計で日常の手入れがしやすい。

分解できるフィルターやトレーで、食洗機での清掃も対応可能 。

静音・耐久性に優れた素材設計:水はね音も小さく、長年清潔に使える

国産・安心設計:細かい部分の仕上げが丁寧





💡【コラージア(Collagia)】


画像引用:TOCLRAS


■ 位置づけ:ハイグレード(デザイン重視モデル)

「家族のひとときを楽しむ」をテーマに、高機能&高意匠性デザイン。

価格帯 125~190万円



特徴

* インテリア性を重視したデザイン性の高いモデル

* 美しい艶感の扉材や、木質系のナチュラルデザインが豊富

* 「手元隠し」や「間接照明」などで空間演出ができる

* 上質な空間づくりをしたい方向け


向いている方

* キッチンをインテリアの一部として楽しみたい方

* ショールーム映え・おしゃれなリビングダイニングを目指す方





🏆【Bb(ビービー)】


画像引用:TOCLRAS


■ 位置づけ:ベーシックグレード(人気No.1

シンプルでありながら、人造大理石カウンターやベーシック機能を備えた“ベーシック”モデル。価格帯 75~130万円


特徴

* 人造大理石カウンター&シンクが標準装備(トクラスの強み)

* 汚れに強く、すり傷もメンテナンスで簡単に補修可能

* カラー・レイアウト選択肢が多く、コンパクト住宅にも対応

* 必要な機能がしっかり揃っていて、コスパ抜群


向いている方

* 清掃のしやすさや耐久性を重視したい方

* リーズナブルな価格で高品質なキッチンを選びたい方




📝注意点


1. 人造大理石は万能ではない

トクラスは高品質な人造大理石(クラストン)を使用していますが、傷はつきにくいが、完全に無傷ではない。 ナイロンたわしで落ちるレベルだが、硬いものを強くこすると細かい傷はつく。

フライパンなどを直に長く置くと、変色やひび割れのリスクあり(350℃耐熱といっても長時間は避ける)。



2. カラー・パネル選びは慎重に

扉やカウンターのカラーバリエーションが豊富すぎて迷いやすい。

ショールームで実物確認を強く推奨(小さなサンプルと実物では印象が大きく違う)。

色の組み合わせで空間が重くなったり、逆に安っぽく見えることもある。



3. オプションや機能はシリーズごとに違いがある

Collagia(上位モデル)に標準の機能(スムースワークシンクやハイバックカウンターなど)が、Bbではオプション扱い。予算次第で思っていた装備が入らないこともあるので、カタログで標準/オプションの違いを明確に。



4. サイズ・レイアウトの制約がある場合も

Bbシリーズでは、アイランド型やセパレートキッチン(2列型)などに対応していない場合がある。設置スペースが限られていたり、間取りの都合で理想の配置ができないこともある。

事前に設置予定の寸法と希望レイアウトを確認することが大切です。




TOCLAS(トクラス)のシステムキッチンには、機能性・素材・デザイン性を兼ね備えた魅力がたっぷり詰まっています。「高級感と機能性を重視するなら Collagia」、「コスパ重視でシンプルかつ充実機能なら Bb」といった選び方がおすすめです。






まとめ


いかがでしたでしょうか。メーカーによってデザインや機能性、強みが違います。メリットデメリットをしっかりおさえて、家族や自分に合ったキッチンを選び、快適な生活が送れるように私たちもサポートしていけたらいいなと思っております。記事を最後までご覧いただきありがとうございます。ぜひお問い合わせお待ちしております。