お風呂のリフォームを検討するときに、「ユニットバス」と「在来工法(オーダーメイド浴室)」のどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。どちらにもメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや予算に応じて最適な選択をすることが重要です。本記事では、ユニットバスと在来工法の違いや、それぞれの特徴、選び方について詳しく解説します。
1. ユニットバスとは?
1-1. ユニットバスの特徴
ユニットバスとは、浴槽・壁・天井・床が一体となったパーツを工場で生産し、現場で組み立てるタイプの浴室です。
1-2. ユニットバスのメリット
- 工期が短い:組み立てるだけなので、施工期間が1週間程度と短い。
- 防水性が高い:継ぎ目が少なく、水漏れのリスクが低い。
- 掃除がしやすい:汚れがつきにくい素材を使用し、カビも発生しにくい。
- コストが比較的安い:規格品のため、施工費や材料費が抑えられる。
1-3. ユニットバスのデメリット
- デザインの自由度が低い:規格品のため、サイズや形状に制限がある。
- リフォームの際に制約がある:サイズ変更や細かいカスタマイズが難しい。
2. 在来工法(オーダーメイド浴室)とは?
2-1. 在来工法の特徴
在来工法とは、壁・床・天井をそれぞれ現場で施工し、自由に設計できる浴室のことです。
2-2. 在来工法のメリット
- デザインの自由度が高い:サイズや素材を自由に選べる。
- 高級感がある:タイル張りや天然石など、こだわりの仕上げが可能。
- 浴室空間を広く作れる:建物の構造に合わせてサイズを調整できる。
2-3. 在来工法のデメリット
- 工期が長い:現場での施工が必要なため、工事期間が2〜3週間以上かかることが多い。
- コストが高い:材料費や施工費がユニットバスより高くなる傾向がある。
- 防水性のリスクがある:施工によっては水漏れの可能性がある。
3. ユニットバスと在来工法の比較表
ユニットバス 在来工法
- 工期 約1週間 2〜3週間以上
- コスト 比較的安価 高価
- 防水性 高い 施工次第
- 掃除のしやすさ 簡単 やや手間がかかる
- デザイン性 限定的 自由度が高い
4. どちらを選ぶべきか?
4-1. ユニットバスが向いている人
- コストを抑えたい人
- 工期を短くしたい人
- メンテナンスが簡単な浴室を求める人
4-2. 在来工法が向いている人
- デザインにこだわりたい人
- 浴室を広く取りたい人
- 高級感のある仕上がりを希望する人
ユニットバスと在来工法にはそれぞれメリット・デメリットがあります。予算や求める機能性、デザイン性を考慮し、自分に合った浴室リフォームを選びましょう。
在来工法のお風呂からユニットバスにリフォームする方も増えています。
お困りごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。